安心安全輸送

システムが支える安全かつ効率的な輸送体制

輸送枠予約の効率化や荷役作業のスピード化を実現 <IT-FRENS&TRACEシステム>

インターネットを活用した予約システムで、利用運送事業者の列車輸送枠の予約作業を軽減します。
また、貨物の納期に合わせて輸送枠を自動調整する機能で、効率的な輸送枠の確保を支援します。さらに、GPSと ID タグ(無線 IC タグ)を使ってコンテナ荷役作業を管理し、貨物駅での作業時間を短縮するとともに、輸送の正確性を高めています。

IT-FRENS&TRACEシステム

リードタイム短縮とコスト削減を実現<E&S(着発線荷役)方式>

貨物列車が発着する本線上にコンテナ用荷役ホ_ムを設けてコンテナ荷役作業を行うことを「 E&S(着発線荷役)方式」といいます。列車が到着した直後から作業が開始でき、そのまま発車できるため、駅構内での複雑な列車の入換作業が不要で、リー ドタイム短縮とコスト削減につながります。

E&S(着発線荷役)方式

GNSSで列車走行位置を把握、安全・安定輸送をサポート <運転支援システム「PRANETS」>

PRANETSは、GNSSを利用して貨物列車の走行位置をリアルタイムで特定。運転士に情報提供を行うことで、運転操縦をサポートするシステムです。このシステムが導入されたことで、ヒュ ーマンエラーを未然に防ぐことができるようになったほか、列車の位置情報を把握できる機能により、列車遅延時や事故発生時などに迅速な対応が可能になるなど、さらなる安全・安定輸送の確立に力を発揮しています。

※GNSS: Global Navigation Satellite System/全球測位衛星システム GPSやGLONASS等による衛星測位システム

運転支援システム「PRANETS」

渋滞のないダイヤによる定時運行

コンテナを取り扱う貨物駅は全国に約140箇所。
そのネットワークの上を毎日約400本のコンテナ列車が走り、我が国の物流活動を支えています。列車はすべて運行ダイヤに基づいた定時運行で、渋滞などによる遅延もありません。この鉄道コンテナ輸送の全国ネットワークを自社の物流システムに活用することで、サプライチェーンを効率化・最適化することができます。

配達時間指定について

鉄道コンテナ輸送では、配達先への配達日時(納期日時)を指定することが可能です。また、発着駅で短期間コンテナを留置できるサービスもございます。
コンテナに入れたまま到着駅の構内に保管し、配達先の在庫状況に合わせて配達日を調整することも可能です。(最長5日間まで無料保管)
詳細は、お近くの鉄道利用運送事業者までお問い合わせください。

鉄道コンテナ輸送の
ご利用方法

鉄道コンテナ輸送のご利用のお申込は、
鉄道利用運送事業者でお受けいたします。
発着駅・輸送スケジュール・発送量等に
合わせ、最適なプランをご提案いたします。
お近くの鉄道利用運送事業者へ
お問い合わせください。